北欧家具とチークと海賊と
北欧家具、特にアンティークの北欧家具といえば、やっぱりチーク製ですね。
洗練されたデザインで、アンティークでも高価(いや、アンティークだから余計か?)で、高嶺の花です。
そういえば、アジアン家具もチークが多いですね。
デザインは北欧家具とは比べるべくもなく無骨なものが多いですが。。。
ここで、「あれ?」って不思議に思いませんでしたか?
そう、北欧=極寒地域で、東南アジア=亜熱帯。
両方の地域で育つ木なんて存在しませんよね。
じゃ、チークはどちらで育つ木?
はい、東南アジアの方の木です。
交通網が発達している現代ならともかく、通常は供給面からいって、地場の木材を使うケースがほとんどでしょうから、北欧家具=チークなのはちょっと珍しい現象かもしれません。
まぁ、『植民地』絡みということなのでしょうが。。。
そこで、ちょっと調べてみました。
やはり、ビルマがイギリスの植民地となり、海洋覇権国家イギリスが造船用木材としてチーク材の有用性を認識したことから、世界的に流通するようになったようです。
北欧各国も、バイキングなどに象徴されるように海洋国家でしたね。
ここで思いつき。
北欧家具とアジアン家具をあわさせてる人はあまりいないと思いますが、チークつながりでコーディネートしてみるのも面白いかも。無理か(笑)
コメント
ウェグナー氏を検索中に辿り着きました。北欧家具とアジアン家具、両方の個性が強くなければ合うと思いますよ。
ちなみに我が家はアジアン家具屋さんでダイニングテーブルを購入し、チェアはセブンチェアを2脚とブルーノチェアを1脚置いています。ソファはB&Bですが、押さえどころが悪くなければ大丈夫ですよ。
投稿者: デメキン | 2007年04月19日 16:53
デメキンさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ほぉー、なかなかツウなセレクションですね(^^)
予想するに、テーブルはアジアン、アジアンしてないモダン寄りなデザインですかねー?
最近、モダン系のアジアン家具屋さんも増えてますよね。
投稿者: 市朗 | 2007年04月20日 13:29