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ダイニングチェアCH-23【1951】

名前を見て判るとおり、Yチェア(CH-24)と同時期に発表された、ダイニングチェア「CH-23」。

このチェアのデザインポイントは2つ。

1つは、背板と後脚のジョイントを"契り"にして、"見せるジョイント"にしていること。
それまでは"隠す"のが当たり前だったジョイントを見せることによって、その後の流れを変えるきっかけになったそうです。

2つめは、座を両側の貫まで張っていること。
これで強度を高めているそうですが、これは現在も珍しい仕様ですねw

デザイナーズチェアとしてはシンプルな椅子ですが、ダイニングチェアとしては必要十分で、飽きがこなくてよいですよね♪

ヤコブセン グランプリチェア

アルネ・ヤコブセンによりデザインされた『グランプリチェア』。

1957年にミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞したことが名前の由来。
セブンチェア、アントチェアなどヤコブセンの代表的なプライウッドチェアの中では、唯一この作品のみウッド・レッグが採用されており、そこがいいですねー♪

で、さらにオイルレザー総張り仕上げ(写真右)仕様がまたすばらしい!

斜め上からのアングルが、カッコいいんだよなぁw

現在は生産終了となってしまっているため、ヴィンテージものでしか手に入らないんですよね〜。

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。
ハンスJ・ウェグナーのほかF.L.ライトなんかが好き。
木フェチ。チークはいいですよねー。

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