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アアルトの「Bilberry」

北欧デザイン界の巨匠アルヴァ・アアルトが、美術収集家のフランス人ルイ・カレ邸のためにデザインしたペンダントライト『Bilberry(ビルベリー)』。

カレ邸(1959年完成)のためにデザインされ、昨年(2008年)に復刻されました♪

左右非対称のフォルムで、光に方向性を持たせたデザインが特徴で、下部カバーが回転しますので、照らしたい方向に向けることが可能です。

なかなかかわいらしいデザインですよねw

名前の由来は、"コケモモ(=Bilberry)"の実を連想させる、ころんと丸いフォルムから名付けたそうです。

北欧スタイル『IKEAデザイナーの課外授業』

北欧スタイルの最新号は、『特別開講!IKEAの課外授業はじめます』と題したIKEA特集がメインですが、『ウェグナー大辞典』という16ページに渡る特集記事もあり、ウェグナー・ファンは必見です♪

kagaijugyo.jpg

IKEA特集の主な目次はこんなかんじ↓。

Lecture1☆IKEAデザイナーに聞く、IKEAベストセラーデザインの秘密
Lecture2☆オフィスも自宅も全部IKEA!まるごと暮らしのコーディネート
Lecture3☆デザインショップ&オフィスに学ぶ、IKEAを高級にみせる使い方
Lecture4☆子どもの部屋で見つけたIKEAのポップな使い方
Lecture5☆マイ・インテリアにIKEAを合わせる方法

そのほか、IKEAご当地ガイド、聖地・エルムフルトへの旅、などなど。

IKEAデザイナーへの取材がメイン・コンテンツとなっているのですが、全体的にもうひとつの印象(T.T

もちろん「よいコーディネートだなー」とか「へー、こんなアイテム(バング&オルフセンの液晶テレビとか)があるんだー」という見所もあるんですけどね。

イケア創業の地・エルムフルトの1号店や、"グッゲンハイム美術館"を彷彿とさせるらせん状の店舗を持つストックホルムのクンゲンス・クルヴァ店のレポート、さらには"コペンハーゲンの最新建築案内"なんかは面白かった♪

さて、肝心の『ウェグナー大辞典』。

wegner_rede.jpg

ウェグナーの実績、デザインの変遷や特徴、ウェグナーと関わりの深い家具メーカー・カールハンセン&サン社とPPモブラー社の紹介、ウェグナー作品カタログなどのコンテンツが掲載されていますが、中でもとくに興味深いのが『ウェグナー作品のリデザイン・マップ』。
ウェグナーが「自らの作品を、しつこいほどにリデザインし続けた」ことは有名ですが、その作品群をツリー・マップにして見せてくれたのはよかった♪
各作品の関係性がよ〜くわかります。

ウェグナー好きの私としては、はじめて見る作品は"チャイニーズチェアのベンチタイプ"(こんなのあったんですね、知りませんでした!)ぐらいでしたが、改めてウェグナー作品たちを一覧で見せられると、やっぱりウェグナーは偉大だなーと思わずにはいられません(^^

白と黒の限定Yチェア

ウェグナーファンに限らず、インテリア好きにはおなじみ「Yチェア(CH24)」。

そのYチェアに「ブラック&ホワイト」バージョンが登場します♪
8月26日から伊勢丹新宿本店で限定発売される、とのこと。

white_ychair.jpg

なんでも、このホワイトバージョンは、世界ではじめてホワイトペーパーコードの座面が採用されるほか、メープル材のホワイトオイルフィニッシュのフレームが日本初展開となるそうです。

白フレーム×白座面、白×黒、黒×白、黒×黒の4タイプ(各限定50脚)が発売されるそう。

個人的には、白×白か、白×黒がよいかなー♪

お値段は¥103,950と、ナチュラルバージョンよりちょっとお高めですが、うーん、ほしーい☆

くわしくはこちら。

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Profile

市朗。横浜在住。
建築学科卒。30代。
ハンスJ・ウェグナーのほかF.L.ライトなんかが好き。
木フェチ。チークはいいですよねー。

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