デンマーク建築の巨匠 アルネ・ヤコブセン
言わずとしれたデンマークの有名家具デザイナー・アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)。
日本では、家具デザイナーというイメージが強いですが、一流の建築家でもあります。
彼が設計を手がけた、コペンハーゲンにあるSASロイヤルホテルは有名ですね。
そこで、ハンス・ウェグナーと彼の関係性ですが、1940年ヤコブセンがオルフス市庁舎のコンペに勝ち、ウェグナーが彼の元、家具のデザインを担当しています。
つまり、ヤコブセンはウェグナーの師匠筋と言えるかもしれません。
もっとも、時代の先端を行き、派手なデザイナーというかんじのヤコブセンと、実直で職人気質なウェグナーという、イメージは正反対ですけどね。
ヤコブセンの代表作といえば、アント(蟻)チェア、エッグ(卵)チェア、スワン(白鳥)チェアと名付けられた椅子たちですね。
世界で最も売れたデザイン名作家具の中のひとつと言えるでしょう。
実際、日本でも人気ですよねー。