Valet Chair【1953】
ウェグナーの代表作のひとつです。
背がハンガーになっていることで有名ですが、実は座も手前に引き起こすとズボン掛けになっているんですねー。
さらに、座の下はボックスになっており、ポケットの中の小物が入れられます。
うーん、それは私も知りませんでしたよー。
そのため、この一脚があれば身の回りが片付くことから"バチェラーズ(独身者の)チェア"とか"ヴァレット(従者)チェア"と呼ばれているそうです。
たしかに、たいていの独身者の男性は、脱いだものをそのままイスやソファに引っ掛けておきますからね(笑)
また、3本脚が特徴的なイスなわけですが、元々この作品が発表される前は、4本脚バージョンが発表されていたそうです。